2011年1月15日~1月23日に開催される、東京藝術大学 先端芸術表現科の卒業・修了制作展「藝大先端2011」の公式ブログです。本展の進行状況、出展作家情報などをほぼ毎日更新していきます。あわせて公式ウェブサイト(http://www.sentan2011.com/)もご確認ください。
   
   
   

2010年11月29日月曜日

作家紹介 第十一回:加藤久美子 (修士二年)

こんばんは。「藝大先端2011」実行委員会です。

このブログでは本展の進行状況、出展作家へのインタビューなどをほぼ毎日更新していきます。どうぞご期待ください!


作家紹介の第十一回は、修士二年の加藤久美子さんです。



(自己紹介をお願いします。) 
加藤久美子です。
1985年兵庫県生まれ、千葉県在住。中〜高校とドバイに滞在後、日本に帰国して東京芸大に入学しました。以来6年間、先端と共にあります(笑)
風をモチーフに、場所の記憶や人の痕跡、ことばや移動性をテーマに、場所のフィールドワークをもとにしたインスタレーション作品を制作しています。
2009年にはアイバンドウというグループでワークショップをしました。



(最近はどんな場所で、どんな物を作っていますか?)
井野のアトリエと自宅を行き来しながら、制作をしています。使用する素材の限定はしていません。毎回、展示場所やその周辺のリサーチからインスピレーションを得て、イメージに合う素材を使用しています。最近はタンポポの種といった植物や、身の回りにある繊細な素材を使用することが多いですね。




(最近きになったもの、こと、を教えて下さい)
タンポポの話ばっかりなんですが・・・桃色タンポポです。正確には、Crepis rubra(フタマタタンポポ)というイタリア産の、ピンクの花を咲かせるタンポポの形に良く似た花なんですけど、近いうちに種を入手して植えてみようかと思っています。

あ、あと、最近の出来事なんですが、日比野さんの明後日朝顔の種が2個しかできませんでした;来年リベンジです。




(将来の夢はなんですか?)
たんぽぽの種を一斉に砂漠に撒いて、一面タンポポ畑にしてみたいです。





(自由にコメントお願いします)
作品を見て、どこか全く別の場所で、ふとしたきっかけで思い出してもらえる、そんな作品作りを目指しています。
今回の卒・修了展もまた、来場者の皆さんの記憶の枠にそっと降り落ちて、力強く根付くような展覧会になれば良いと思います。




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どうも、ありがとうございました。

次回のインタビューもお楽しみに!




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